最近はみんな写真が上手です。 本当に思います。 特に気分的な情緒、時代の空気、この辺りにはあっぱれな写真が多い。 場合によっては僕なんか根底から反省させられることすらあります。 そして思うのです。 いわゆる写真撮影を職として生きている僕ら、 この存在は何でしょうか? ある程度の器用さと感覚がある人ならば、 押せば写るカメラとコンピューターでそれなりのレベルになります。 この大きな流れはますます加速してゆくだろうし、ある種の期待感もあります。
そして、僕は何処へゆくのでしょう。(ここにも期待感がある) この時代の中でいい写真はいい、理屈をこねる気もないし、意識しすぎる気もない。 むしろ、僕は僕を意識する。 原点回帰。この原点がおもしろい。
|